実の有る空間わたしゃあなたのそばがいい  その@
「酒の肴にゃうどんか、そばか、わたしゃあなたのそばがいい」なんて艶ぽい唄もあります。このおそばが、生まれたところは、中央アジア、バイカル湖のほとりといわれておりましたが、その後の研究によって中国雲南省原産地説が有力視されています。
 日本では、今から5,000年以上も前の縄文晩期の遺跡からソバが出土しています。その後722年には荒地の開拓にソバの作付けを奨励する記録もあります。その後、遣唐使によつて入ってきました。平安時代の医学書にもソバの効用にいて「ソバはよく五臓の汚れを洗い流す」ということが書かれています。この頃からソバは、たべものの優れものなのです。
当時の食べ方は、今のような細長い「そば切り」ではなく、そばがきそば団子か、ご飯のように、粒のまま炊いて食べていました。現在のような食べ方になるのは、徳川家康公が江戸に移り住むようになりました頃からです。大衆食品として広がるのは、江戸時代中期以降です。庶民的な食品として盛んに食べるようになりますと、話題も多くなり、唄や俳句、落語にと生活文化のなかでソバは描かれることが多くなりました。
 江戸時代ならでも今でも健康的な気楽な食べものとして、多くの人に喜ばれています。
こばなし・・世の中の雑事を、スルリと呑み込んで浄化してしまいましょう。
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「はい、そば屋でござります。先ほどの道具はあきましたか」
「う、そこにあるから、持っていってくんねえ、よく中を改めて」
「はい、道具は揃っていますが、代をいただきとうございます」
「代は大晦日にやろう」「はい、どうぞ現金で、いまいただきとうございます」というと、
「何さ、そのそばはかけだよ」
笑道会会長・吉野史朗氏
ソバがお肌によいって、難しいことは、

  [年越しそば]その意味はこちら
そのA
鯨が久しぶりに品川へきた。小魚達が集って「親分、よくおいでなさった。何かご馳走をしたいと思いますが、何がよろしいか」「いやいや道々、いわしをたくさん食べてきたからね。しかし、そばでもご馳走になろうかね」「そばならお安いご用だ」とあつらえに行こうとするのを鯨は呼びとめ、「とはいえ、もりはごめんだよ」
「時そば」のこばなしなど沢山あるが、皆さん良くご存知なので、お後がよろしいようで
参考資料・東京都麺類協同組合「そば、よもやま話」、
食品大百科事典(食品総合研究所編/朝倉書店)
日本食品新聞社調査資料